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インタビュー

​人材にお困りの企業・採用担当者様へ

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弊社代表 加藤浩二を従業員である私Sがインタビューしました。

加藤の今までとこれからを通して、弊社について理解を深めていただけましたら幸いです

第一回「子ども時代から起業するまで」

―子供時代のことを教えてください。

「小学校時代は全然勉強をしなかった。楽しければいいっていう(笑)。学校もそんな風潮で。僕には二人の姉がいるんやけど、僕のことを心配したのか、姉が近所に学習塾を探してきて、母に『浩二はこれに行ったらいいんじゃないか』って。いや、お前が行けよ、っていう(笑)。面白そうだったからとりあえず行って。そこでわりと勉強ができた。高校(大阪貿易学院※現:開明高校)も、大学(関西学院大学)も先生に言われるがまま受験した感じで、大きな志とかなかったかな」

 

―わあ、すっごく記事にしづらいですね(笑)。では就職先(日本リース)を決めた理由は?

 

「これも当時リクルーターの先輩に『うちに来い』って言われてただけで、特に…(笑)。日本リースには営業職として1年半ぐらいいたけど、配属先が小さめの支店で。扱う商品は他の営業所と一緒なのに、営業員が少ない。すると全部の商品を覚えることになる。大きな支店に配属になった同期は『コピー機のことしか知らない』とかなのに、僕は全部の商品を知ってる。間違いなく同期で一番商品のことを知ってた。これは強かった。営業をサポートしてくれた先輩女性社員の方も素晴らしい方で書類の書き方とか社会人としてのふるまいとかを一から教えてもらった。ここで社会人としての基礎を叩きこまれた感じで。いい経験だった」

 

―それでどうして1年半で退社?

 

「特に会社に対しての不満とか全然なかった。ある日、新聞の求人欄で『大阪にケーブルテレビ局開局!一緒に働きませんか?』みたいな記事をたまたま見つけて、なんかそれがずっと気になった。それでその準備室みたいなのがあって、話を聞きに行った。出資元に名を連ねる商社や電機メーカーを見て『いろんな大企業の人たちが集まってくるんか~面白そうやな!』って思って。シャープとNEC、住友商事と伊藤忠商事とかの人たちと一緒にどんな仕事ができるのかと。それで退職して入社を決めた」

―大阪ケーブルテレビ(現 ジェイコムウエスト大阪局)での仕事はどうでした?

「一から自分で作っていくんや!っていうのがね、性に合ってた(笑)。仕事は主にケーブルテレビ(有料多チャンネルサービス)を売ること。営業成績にいつもトップ!(笑)」

 

―どうしてトップになれたと思いますか?

「学生時代のアルバイトしていたときもそうなんだけど、割となんでも人に聞く。だってその道に明るい人に聞いたほうが早いし、僕なんかか思いもつかないことを知ってたりする。人から教えてもらうことに関しては躊躇とか全くなかった。それが営業成績につながったと思う」

 

―ああ、確かにどんな人(目上での目下でも男性でも女性でも)にもすぐ聞きますよね(笑)。

「そうそう。自分一人の考えなんてたかがしれてる。そう思うやろ?(笑)そりゃあ人に聞いたほうがいいよ、自分一人なんてほんと、全然たいしたことない」

 

―サラリーマン時代一番苦労したことってなんですか?

「それが・・・ない!(笑)本当にない。人にも恵まれたし」

 

―ヘッドハンティングとかなかったんですか?

「あったあった。いくつか声をかけてもらった。ありがたかったよね」

 

―そんなふうに声をかけてもらえるのは、どうしてだったと思いますか?

「僕の発想力と行動力を評価してくれたんだと思う。当時はこの業界(通信)でここまで先のことを考えてる人っていなかったと思うから」

 

―では、起業するきっかけについて教えてください。

「もともと起業してやる!みたいな熱い気持ちがあったわけちゃう(笑)。会社の体制がからっと変わって、派遣社員がたくさん入ってきた。とりあえず集めました、みたいな感じで、派遣会社も面倒見がいいとはいえず、派遣社員が社内外でトラブルを起こすことも多かった。それでいいのかなあ、もっといいやり方があるんじゃないのかなあと。それで当時本社の偉い人との面談で人事部に異動させてくれ、ってお願いした。けど『若造がなにをゆうてるんや』って感じで取り合ってくれなかった。で、また違う営業部に異動ってなったときに当時の上司に『独立したらどうか』って言われて『ええ俺?そうなん!?』って(笑)。けどいつも僕を見ていた人がそういうなら、そうなのかなと。そうこうしてるうちに仕事が入ってきた。コンサルとか、研修の依頼とか。それで独立することに」

 

―先に仕事が来た、と。

「そうそう。仕事が先。それで個人でやるより会社にしてくれたほうが仕事を出しやすい、と言われたりして、有限会社としてスタートして」

 

―けど、いくら営業経験が長いとはいえ、いきなり経営のこととかわかるもんですか?

「わからへんよそんなん(笑)。それで、これじゃあかんと思って中小企業診断士の勉強をするための学校に通った。今考えると、あの勉強がめちゃくちゃためになった。その日々がなかったらここまでは来れてないかもしれない」

 

―で、中小企業診断士の試験には受かったんですか?

「受かるか!(笑)めちゃくちゃ難しいであれ…」

 

―起業して一番しんどかったことって何ですか?

「ない(即答)」

 

―ない!?(笑)。眠れない夜とか、あったでしょうよ…!

「ないな…ごめん、ないわ(笑)。さっきも言ったように、仕事が先に入ってくる形で、そこから途切れずにきてるから、本当にしんどいことってなかった。会社としてはそれが弱みという見方もある。やばいな、っていうところから這い上がる力を試せていない、という意味で」

 

つづく

                                                       2020年1月

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